火星探査車キュリオシティの最新自撮り画像(2021年11月20日撮影)

火星表面で移動しながら観測を続けているNASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティから、最新の自撮り画像が届きました。この画像は2021年11月20日(火星滞在3303火星日)に、ロボットアームの先端に取り付けられているカメラ「MAHLI」を用いて撮影した81枚の画像をパノラマ合成したものです。キュリオシティと周囲360度の景色が映っています。

キュリオシティの背後には「Greenheugh Pediment」と名付けられた岩石構造が、またキュリオシティの右側(画面向かって左)奥には「ラファエル・ナバロ山」と名付けられた丘が映っています(参考記事:火星探査車キュリオシティが2021年7月3日に捉えた360度パノラマ)。キュリオシティは現在、画面右側のU字形に開けた方へ向かっています。

こちらはキュリオシティの周辺をトリミングしたものです。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS

(参照)Mars Exploration Program