赤外線天文衛星WISEがとらえたオリオン星雲 | アストロピクス

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赤外線天文衛星WISEがとらえたオリオン星雲

この画像に映っているのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の赤外線天文衛星WISEが赤外線でとらえたオリオン星雲(M42)とその周辺で、100光年ほどの領域を写したものです。緑色の部分は星間塵で、オリオン星雲が大量の塵に囲まれているのが分かります。オリオン星雲は、火炎星雲などとともに、オリオン座分子雲に含まれています。オリオン座分子雲では、新しい星が活発に形成されています。新しい星の光で塵が温められ、赤外線を放つようになるのです。

WISEは赤外線帯の四つの波長で観測を行いました。この画像は、3.4μmで撮影された画像を青、4.6μmをシアン、12μmを緑、22μmを赤に割り当てて合成したものです。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA

https://www.jpl.nasa.gov/spaceimages/details.php?id=PIA16684