カッシーニが発見した2衛星をカッシーニ探査機が撮影 | アストロピクス

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カッシーニが発見した2衛星をカッシーニ探査機が撮影

土星探査機カッシーニがとらえた、土星の衛星ディオーネ(上)とテティス(下)。ディオーネは直径1118km、テティスは直径1071kmの衛星です。奥には土星のリングも見えています。画像は2005年3月19日に撮影されました。

ディオーネとテティスはどちらも、1684年3月21日に天文学者ジョヴァンニ・カッシーニによって発見されました。カッシーニは衛星イアペタス、レアと合わせ、土星の衛星を合計4つ発見しました。探査機の名は、このカッシーニに由来しています。

ディオーネは土星から37万7400kmの距離のところを2.7日で公転しています。テティスの方が土星に近く、29万5000kmの距離のところを45.3時間で公転しています。両方とも、地球の月と同じように常に同じ面を土星に向けながら公転する衛星です。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA06647