1ピクセルあたり5cm! 小惑星ベンヌの超高解像度全球マップが公開された

ベンヌでは現在、NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機オシリス・レックスが探査を続けています。画像は、オシリス・レックスが2019年3月7日から4月19日にかけて収集した画像をモザイク合成して作られたベンヌの全球マップです。合計2155枚の画像が合成されています。

上の画像は縮小していますが、オリジナル画像では1ピクセルあたり5cmとなっており、これまで作成された太陽系内の天体の全球マップとしては最高解像度のものです。

オシリス・レックスはベンヌ表面から3.1〜5kmの高度から観測を行い、モザイクの元になった画像を取得しました。この画像は、ミッションチームがサンプル採取地点であるナイチンゲール、およびサンプル採取のバックアップ地点であるオスプレイを選択する際に利用されたとのことです。

下のリンク先(のさらにリンク先)からはフルサイズの画像もダウンロード可能です。

Image Credit: NASA/Goddard/University of Arizona

https://www.asteroidmission.org/bennu_global_mosaic/