カッシーニ探査機がとらえた土星と衛星ディオーネ | アストロピクス

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カッシーニ探査機がとらえた土星と衛星ディオーネ

土星探査機カッシーニが2007年2月4日に撮影した画像です。土星とともに衛星ディオーネが映っています。

画像の撮影時、カッシーニは土星から120万kmの距離、リング平面より約9度上に位置していました。太陽光はリングの下側から当たっており、リングが全体的に暗く映っています。またリングの影が土星本体に落ちています。

土星の表面は、冬の時期になると青みを帯びた色になります。画像に映る土星の高緯度地域がやや青みがかっていますが、この画像が撮影された時期は、冬から春へと移り変わっていく時期でした。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA08358