カッシーニ探査機がとらえた土星のメインリング | アストロピクス

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カッシーニ探査機がとらえた土星のメインリング

土星探査機カッシーニがとらえた土星のリング。2007年4月25日に撮影された画像です。

土星のリングは、発見された順にA〜Gまでアルファベットがつけられています(そのほかに「フェーベリング」と呼ばれるリングもあります)。そのうち最も目立つA、B、Cリングは「メインリング」と呼ばれており、画像にはそのメインリングが映っています。土星のリングは、メインリングだけでも幅6万2000kmほどある一方で、厚みは数百mほどしかありません。(参考記事:土星のリング

また土星のリングは、水の氷の粒子や塊がたくさん集まってできています。その大きさはマイクロメートルサイズから10mサイズのものまでさまざまです。

画像はリングを南側から見たものです。撮影時、カッシーニ探査機は土星から72万5000kmの距離に位置していました。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal