カッシーニがとらえた土星の衛星レアとリング | アストロピクス

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カッシーニがとらえた土星の衛星レアとリング

土星の衛星レアをカッシーニ探査機がとらえた画像です。2005年2月18日に撮影されました。背景に土星のリングが斜めに走っています。

レアの直径は1528kmあり、土星の衛星の中ではタイタンに次いで2番目に大きな衛星です。比較的大きな衛星ですが、タイタンと比べると3分の1以下の大きさしかありません。レアを構成する物質は、4分の3が氷、4分の1が岩石です。月が地球に対して常に同じ面を向けているように、レアも土星に対して常に同じ面を向けています。

撮影時、カッシーニ探査機はレアから約54万km離れたところに位置していました。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal