南米チリ北部にあるセロ・トロロ汎米天文台(CTIO)上空の夜空に、多くの星々による円弧が描かれています。この画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2022年8月31日に「Images of the Week」として公開されました。
南半球では、天の南極を中心に星々が回転するように動いていきます。天の南極は地球の自転軸が天球と交わる点で、星々が回転するように動くのは地球が自転しているためです。回転するように動く星を長時間露光で撮影することで、この画像のような星の光による円弧が映し出されます。
Image Credit: CTIO/NOIRLab/NSF/AURA/B. Tafreshi
(参照)NOIRLab