オリオン星雲内、若い星から噴き出すジェットと弧状衝撃波

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたオリオン星雲のクローズアップです。「ハービッグ・ハロー502」という天体付近が映し出されています。オリオン星雲はオリオン座の方向、1500光年の距離にあります。

画面全体で、星雲のガスが色鮮やかに輝いています。画像中央やや左側に、ピンク色に輝く星がみえています。これは自らが生まれたガス雲に包まれた、非常に若い天体です。星の周囲に残されたガスや塵から惑星が形成されます。

その星から噴き出したジェットが右上と左下方向に伸び、先端で「バウ・ショック(弧状衝撃波)」を形成しています。このような天体をハービッグ・ハロー天体といいます。衝撃波は一時的なもので、数千年後には消滅すると考えられています。

2010年10月4日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA

(参照)ESA/Hubble

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