ちょうこくしつ座の棒渦巻銀河NGC 613 | アストロピクス

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ちょうこくしつ座の棒渦巻銀河NGC 613

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた棒渦巻銀河NGC 613。ちょうこくしつ座の方向、6700万光年の距離にあります。1798年にドイツ出身のイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって最初に発見されました。

NGC 613の中心部には棒状構造があります。私たちの天の川銀河を含め、渦巻銀河の3分の2にはそのような棒状構造があることが分かっています。最近の研究によれば、棒状の構造は過去よりも現在の方が一般的であることが示されており、銀河の形成や進化について重要な手がかりを与えてくれます。

画像は2021年1月11日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, G. Folatelli

(参照)ESA/Hubble