探査車スピリットが見た火星のつむじ風

火星の地表では、塵旋風がしばしば発生します。塵旋風とは「つむじ風」のこと。英語では「ダストデビル」と呼ばれます。これまで火星を探査してきた探査車も、塵旋風を数多く目撃してきました。

上の映像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車スピリットがとらえた塵旋風です。2005年7月13日、グセフ・クレーター内で発生したものです。同時に複数の塵旋風が発生し、移動していくようすが映っています。

Image Credit: NASA/JPL/Texas A&M

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA04157