パーサヴィアランス着陸地点から360度の地平線を捉えた巨大パノラマが公開された | アストロピクス

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パーサヴィアランス着陸地点から360度の地平線を捉えた巨大パノラマが公開された

この画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車パーサヴィアランスが、着陸地点周辺の地平線付近をマストカムZで360度撮影したパノラマ画像の一部です。マストカムZはズーム可能なカメラで、左右2つのカメラからなります。画像は2021年2月22日(ミッションの4火星日)に「右目」のカメラを使い110mmズームで撮影されました。

こちらが360度パノラマです(ご覧のサイトでこの画像が表示されない方は https://astropics.bookbright.co.jp/perseverances-mastcam-z-first-high-resolution-panorama をご覧ください)。このパノラマの中央付近には、ローバーから2kmほどの距離にある、ジェゼロ・クレーターのかつてのデルタ地帯が映っています。

なおオリジナルのパノラマ画像の大きさは93,355×2,127ピクセルもある巨大な画像です(TIFFで211.2MB、PNGで160.8MB)。

Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU/MSSS

(参照)Mars 2020 Mission Perseverance RoverPlanetary Photojournal