最後の月着陸ミッション、アポロ17号で月面の巨岩の横に立つ飛行士 | アストロピクス

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最後の月着陸ミッション、アポロ17号で月面の巨岩の横に立つ飛行士

月面の巨大な岩のそばに立つ、アポロ17号月着陸船パイロットのハリソン・シュミット飛行士。

アポロ17号は、アポロ計画最後の月着陸ミッションです。1972年12月7日に打ち上げられ、12月11日にユージン・サーナン船長とシュミット飛行士の2人が月面に降り立ちました。今のところ、月面に降り立った人類はこの2人が最後です。なおシュミット飛行士は地質学者であり、月面に降り立った唯一の科学者です。

サーナン船長とシュミット飛行士の2人は、月面車を用いながら3回の船外活動を行いました。上の写真は、3回目の船外活動のときに撮影されたものです。3回の船外活動の合計時間はアポロ計画で最長の22時間3分57秒に及び、またアポロ計画で最も多い110.52kgの試料が回収されました。

サーナン船長、シュミット飛行士の2人は、司令船で待っていたロナルド・エヴァンス飛行士とともに、12月19日に地球へ帰還しました。

Image Credit: NASA

https://images.nasa.gov/details-as17-140-21496