ハッブル望遠鏡がとらえた自転する土星と公転する衛星たち | アストロピクス

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ハッブル望遠鏡がとらえた自転する土星と公転する衛星たち

この映像は土星とそのまわりを公転する複数の衛星をとらえたものです。前半と後半に分かれており、前半は2018年、後半は2019年にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像をもとに作成されました。

前半の映像は2018年6月6日に撮影されたもので、土星と6つの衛星(ディオーネ、エンケラドス、テティス、ヤヌス、エピメテウス、ミマス)の約20時間にわたる動きを示しています。後半の映像は2019年6月19〜20日に撮影されたもので、土星と5つの衛星(テティス、ヤヌス、ミマス、エンケラドス、レア)の約18時間にわたる動きを示しています。

いずれの映像でも、土星をまわる衛星はケプラーの法則に則って内側の衛星は速く、外側の衛星は遅く動いています。またいずれも画面下に時間経過を示すタイムラインが表示されています。

Image Credit: (2018) NASA, ESA, A. Simon (GSFC) and the OPAL Team, and J. DePasquale (STScI); (2019) NASA, ESA, A. Simon (Goddard Space Flight Center), M.H. Wong (University of California, Berkeley), the OPAL Team, and J. DePasquale (STScI)

(参照)Hubblesite(1)(2)