ハッブル望遠鏡がとらえたタランチュラ星雲のクローズアップ | アストロピクス

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ハッブル望遠鏡がとらえたタランチュラ星雲のクローズアップ

この画像は、大マゼラン銀河にあるタランチュラ星雲の一部をハッブル宇宙望遠鏡がとらえたものです。タランチュラ星雲は、ガスと塵からなる広大な星形成領域です。画像には超新星残骸NGC 2060の周辺がとらえられています。

ハッブル望遠鏡のACS(掃天観測用高性能カメラ)で撮影されたこの画像の中央左上に、超新星残骸NGC 2060があります。そこにはこれまで知られている中で最も明るいパルサー(高速回転する中性子星)が含まれています。

Image Credit: NASA, ESA, ESO
Image Credit: NASA, ESA, ESO

左はESO(ヨーロッパ南天天文台)のMPG/ESO 2.2m望遠鏡で撮影されたタランチュラ星雲です。白枠で冒頭のハッブル画像の位置が示されています。

Main Image Credit: NASA, ESA

(参照)ESA/Hubble