パイオニア11号が1974年にとらえた木星 | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

パイオニア11号が1974年にとらえた木星

NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機パイオニア11号が、1974年に間近からとらえた木星。昼夜のほぼ境界線上に木星の北極があります。

1973年4月6日に打ち上げられたパイオニア11号は、1974年12月3日に木星へ最接近しました。最接近時の距離は、木星の雲頂から4万2500kmで、パイオニア10号の3倍ほどの距離のところを通過しました。パイオニア11号は木星の重力を利用して速度を変え、土星へと向かいました。

パイオニア11号は土星への接近後、いて座の方向に向かいました。パイオニア11号には姉妹機の10号と同様、知的生命体へのメッセージが描かれた金属板が搭載されています。

Image Credit: NASA Ames

https://solarsystem.nasa.gov/resources/710/pioneer-11s-jupiter/