ハッブル望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 5468 過去20年間に5個の超新星 | アストロピクス

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ハッブル望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 5468 過去20年間に5個の超新星

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 5468。おとめ座の方向、1億3000万光年の距離にあります。NGC 5468の銀河円盤は地球に対して正面を向いており、渦状腕の巻きつき方が比較的ゆるくなっているのが分かります。

1つの銀河で超新星爆発が起きるのは数十年に1回ともいわれていますが、NGC 5468では過去20年間に超新星が5例(SN 1999cp、SN 2002cr、SN2002ed、SN2005P、SN2018dfg)も発見されました。ちなみにSN 2002crは、日本の串田麗樹さんが2002年5月に発見した超新星です。

この画像は、2019年12月2日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, W. Li et al. Acknowledgements: Judy Schmidt (Geckzilla)

https://www.spacetelescope.org/images/potw1948a/