木星の衛星ガニメデの「アルベラ溝」 | アストロピクス

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木星の衛星ガニメデの「アルベラ溝」

この画像は、木星の衛星ガニメデの表面をNASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ガリレオがとらえたものです。ガニメデの「ニコルソン地域(Nicholson Regio)」にある「アルベラ溝(Arbela Sulcus)」が画像を縦に走っているのが映っています。なめらかで明るい地形と、周囲の亀裂の多い暗い地形との間のコントラストが特徴的な画像です。アルベラ溝は、周囲の暗い地域よりわずかに低くなっています。

画像は約258km×116kmの範囲が映っています。2000年5月20日、1万3100kmの距離から撮影されました。

1989年10月に打ち上げられたガリレオ探査機は、1995年12月に木星へ到着。木星を周回しながら2003年9月まで観測を続けました。

Image Credit: NASA/JPL/Brown University

(参照)Planetary Photojournal