がか座の渦巻銀河NGC 2008 ハッブル望遠鏡が撮影 | アストロピクス

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がか座の渦巻銀河NGC 2008 ハッブル望遠鏡が撮影

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 2008。がか座の方向、4億2500万光年の距離にあります。1834年、イギリスの天文学者ジョン・ハーシェルによって発見された銀河です。

1936年に、アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルが提唱した銀河の分類(「ハッブル分類」と呼ばれます)では、NGC 2008はSc型に分類されます。「S」は渦巻銀河を指しており、Sc型はバルジが小さく渦状腕の巻きつき方がゆるいタイプの渦巻銀河のことです。バルジが大きく渦状腕が比較的きついものはSa型、SaとScの中間はSb型と呼ばれます。

画像は2020年2月10日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。画像をよく見ると、背景にはより遠方にある銀河もたくさん映っています。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, A. Bellini

https://www.spacetelescope.org/images/potw2006a/