干潟星雲のそばにある球状星団NGC 6544 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 | アストロピクス

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干潟星雲のそばにある球状星団NGC 6544 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

この画像に映っているのは、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した球状星団NGC 6544です。他の球状星団と同じように、数万個もの星々が球状に密集しています。

NGC 6544は、いて座の方向、地球から8000光年以上離れたところにあります。地球から見ると、ガスと塵からなる広大な星形成領域である干潟星雲(M8)の近くにあります。

ハッブル宇宙望遠鏡は、NGC 6544で観測された電波パルサーや淡いX線源の対応天体を探すために、この球状星団の観測を行いました。

画像はハッブル宇宙望遠鏡のACS(掃天観測用高性能カメラ)とWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたもので、2023年6月19日にハッブル望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」として公開されました。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, W. Lewin, F. R. Ferraro

(参照)ESA/Hubble