ハッブルがとらえた、知られている中で最高密度の球状星団M15 | アストロピクス

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ハッブルがとらえた、知られている中で最高密度の球状星団M15

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた球状星団M15。ペガスス座の方向、約3万5000光年の距離にあります。

球状星団は数十万個の星が球状に集まってできている星団です。銀河を取り巻く「ハロー」と呼ばれる領域に分布しており、天の川銀河では150個ほどが知られています。

M15は、これまで知られている球状星団の中で最も密度の高い星団の一つです。質量の大部分が中心部に集中しています。惑星状星雲が存在する球状星団は四つ知られていますが、M15はそのうちの一つです。「Pease 1」と呼ばれる惑星状星雲が画像中央左下に青く映っています。

画像は2011年2月14日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA

(参照)ESA/Hubble