火星の淡い色の夕暮れを探査車パーサヴィアランスがとらえた | アストロピクス

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火星の淡い色の夕暮れを探査車パーサヴィアランスがとらえた

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車パーサヴィアランスが火星の夕暮れをとらえたものです。2021年11月9日、火星での257火星日に、パーサヴィアランスのマストカメラ(Mastcam-Z)で撮影されました。

火星の夕焼けは、地球とは異なり青い色をしているのが特徴的です(【参考記事】キュリオシティがとらえた火星の日没)。火星の大気中の細かな塵が、より長い波長の色の光よりも青い色の光をより効率的に透過させるからです。しかし上の画像では、大気中の塵が少ないために色が淡くなっています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU/MSSS

(参照)Planetary Photojournal