火星ヘリコプター、日本時間4月12日昼ごろに初飛行の予定

火星ヘリコプター「インジェニュイティ(Ingenuity)」の飛行試験を、4月12日(月)11時54分(日本時間)に行うとNASA(アメリカ航空宇宙局)が発表しました。翌13日(火)17時15分に最初のデータを受け取ることになるとみられるとのことです。

今回の飛行試験では、地表から3mの高さで最大30秒間のホバリングが行われる予定です。ホバリング中、ヘリコプターのナビゲーションカメラとレーザー高度計のデータを元にインジェニュイティは水平を保ち、また10×10mのエリアの中央の位置を保つようにします。その後、降下して着地したのちに探査車パーサヴィアランス経由で地球にデータを送信します。

パーサヴィアランスは、ヘリコプターから約65m離れた場所から、NavcamやMastcam-Zなどのカメラで飛行の様子を撮影します。ヘリコプターもカラー画像を撮影することになっています。

なお飛行試験が行われるのは、現地の昼過ぎの時刻にあたります。飛行には充分な電力が必要です。インジェニュイティはローバーから分離後、自力で充電を行なっています。夜間には機体内部を温めるのに電力を使うため早朝は飛行する電力が足りません。また午後の遅い時間に長時間の飛行を行うと夜間に必要な電力を充電する時間が足りなくなる可能性があります。昼から午後にかけての時間帯が飛行には都合が良いのです。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech

(参照)JPLMars Helicopter Tech Demo

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