ハッブルがとらえた合体しつつある2つの銀河VV 705 | アストロピクス

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ハッブルがとらえた合体しつつある2つの銀河VV 705

合体しつつある2つの銀河からなるVV 705(Markarian 848)をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像です。VV 705は、うしかい座の方向、約5億5000万光年の距離にあります。

2つの銀河の中心部は1万6000光年ほど離れており、それぞれの銀河の中心部から、ガスと星からなる腕が湾曲しながら長く伸びています。時計回りに曲がっている一方の腕は、上に伸びた後でUターンして、下に伸びて反時計回りに曲がっているもう一方の腕と交差しています。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ18周年を記念して2008年4月24日に公開された衝突銀河画像59枚のコレクションの中の1枚です。

Image Credit: NASA, ESA, the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration, and A. Evans (University of Virginia, Charlottesville/NRAO/Stony Brook University)

(参照)Hubblesite