ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、おとめ座の渦巻銀河NGC 5037。NGC 5037は1785年に、ドイツ出身のイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって初めて記録されました。
NGC 5037は地球から約1億5000万光年の距離にありますが、ハッブル宇宙望遠鏡のWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたこの画像では、銀河のガスや塵の構造が詳細にとらえられています。画像をよく見ると、背景にはより遠方にある銀河も多く映り込んでいます。
画像は2021年5月24日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。
Credit: ESA/Hubble & NASA, D. Rosario、Acknowledgement: L. Shatz
(参照)ESA/Hubble