相互作用する銀河のグループ「LEDA 60847」 ハッブル望遠鏡が撮影 | アストロピクス

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相互作用する銀河のグループ「LEDA 60847」 ハッブル望遠鏡が撮影

この画像はハッブル宇宙望遠鏡がとらえたもので、「LEDA 60847」として知られる相互作用する銀河のグループが映っています。

LEDA 60847は活動銀河核(AGN)に分類されています。AGNは銀河の中心領域に、物質が降着する超巨大ブラックホールが存在しており、全波長にまたがって非常に明るく輝きます。AGNの研究は、超巨大ブラックホールの成長や、銀河への影響などについて理解を深めることにつながります。

画像は、ハッブル望遠鏡の紫外線、可視光、近赤外線のデータを組み合わせたものです。紫外線の画像には恒星の誕生の場や非常に高温の恒星などが映っています。可視光は適度な温度の恒星や物質を示しています。近赤外線は低温の塵を透過して、温かいガスや塵、また比較的低温の恒星を見ることができます。

画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)が1月23日に公開したものです。

Image Credit: NASA/ESA/A. Barth (University of California - Irvine)/M. Koss (Eureka Scientific Inc.)/A. Robinson (Rochester Institute of Technology)/Processing: Gladys Kober (NASA/Catholic University of America)

(参照)NASA