ほうおう座の相互作用銀河NGC 454 ダークエネルギーカメラで撮影 | アストロピクス

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ほうおう座の相互作用銀河NGC 454 ダークエネルギーカメラで撮影

この画像の中央には、ほうおう座にある相互作用する2つの銀河NGC 454が映っています。画像は、南米チリ、セロ・トロロ汎米天文台(CTIO)にあるビクター・M・ブランコ4m望遠鏡に搭載されている「ダークエネルギーカメラ(DECam)」で撮影されました。

赤みを帯びているのは「NGC 454 E」と呼ばれる楕円銀河で、すぐそばにガスが豊富な青い不規則銀河「NGC 454 W」が存在しています。2つの銀河は相互作用の初期段階にありますが、すでにどちらの銀河も形がかなり歪んでいます。これらの銀河は、最終的には合体して1つの銀河になるとみられます。

画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2023年9月21日に「Images of the Week」として公開されたものです。

Image Credit: DESI Legacy Imaging Surveys/LBNL/DOE & KPNO/CTIO/NOIRLab/NSF/AURA; Image processing: T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), J. Miller (Gemini Observatory/NSF’s NOIRLab), M. Rodriguez (Gemini Observatory/NSF’s NOIRLab) & M. Zamani (NSF’s NOIRLab)

(参照)NOIRLab