探査機ニアが周回軌道投入直後にとらえた小惑星エロス

NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機ニア(NEAR)は、2000年2月14日、小惑星エロスを周回する軌道に入りました。小惑星の周回軌道に入ったのは、ニアが史上初めてのことでした。

上の画像はニアがとらえたエロスで、周回軌道に入った直後に撮影された4枚の画像をモザイク合成したものです。画像中央に直径約6kmのクレーターが映っています。

エロスの長軸に平行に走る溝が、クレーターの右下側の縁を越えてクレーター内部まで入っているのが見えています。エロスの表面にはたくさんのクレーターが存在しており、エロスの表面が比較的古いことを示しています。

なお、ニアがエロスの周回軌道に入った1か月後の2000年3月14日、アメリカの有名な地質学者ユージン・シューメーカーにちなみ、探査機の名称が「ニア」から「ニア・シューメーカー」へと変更されました。

Image Credit: NASA/JPL/JHUAPL

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA02467

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