オシリス・レックスが超低空飛行で撮影したベンヌ表面 | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

オシリス・レックスが超低空飛行で撮影したベンヌ表面

NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機オシリス・レックスが、小惑星ベンヌでのサンプル採取地点である「Nightingale(ナイチンゲール。「サヨナキドリ」の意)」の近くにある岩をとらえた画像です。画像の幅が4.7mというごく狭い範囲が映し出されています。

こちらも冒頭の画像と同様、Nightingaleのすぐ近くをとらえた画像です。右上にみられる割れた大きな岩は長さが1.7mほどで、人の身長程度の大きさです。

オシリス・レックスは2020年3月3日、Nightingaleを詳しく観察するため、高度1kmの軌道を離れて超低空飛行での運用を行いました。上の2枚の画像はどちらも、その際に0.3kmの距離から撮影されたものです。

オシリス・レックスは今後、4月と6月に予定されているサンプル採取のリハーサルを経て、8月にサンプル採取を行う予定です。

Image Credit: NASA/Goddard/University of Arizona

https://www.asteroidmission.org/20200303reconcwolfrock/