ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたモンキー星雲の一部 | アストロピクス

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ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたモンキー星雲の一部

星形成領域NGC 2174の一部をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像です。NGC 2174はオリオン座の方向、6500光年の距離にある輝線星雲で、星雲全体の形が猿の頭に似ていることから「モンキー星雲」とも呼ばれます。

この画像には、暗い塵と輝く水素ガスが映っています。水素ガスは、高温の若い星からの紫外線によって電離して輝いています。

画像は2011年2月7日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。なおこの画像より広い範囲をハッブル宇宙望遠鏡が赤外線で映した画像が、2014年4月にハッブル打ち上げ24周年記念画像として公開されています。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA

(参照)ESA/Hubble