地球観測衛星がとらえた、アマゾンの熱帯雨林と激しく蛇行する川 | アストロピクス

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地球観測衛星がとらえた、アマゾンの熱帯雨林と激しく蛇行する川

アマゾンの熱帯雨林を、ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクス・センチネル2がとらえた画像です。赤外線で撮影された擬似カラー画像で、熱帯雨林が明るい緑、川の水面は赤みを帯びた色で表示されています。2021年3月19日にESA(ヨーロッパ宇宙機関)からリリースされた画像です。

画像上部にはアマゾン川の支流であるジュルア川が見えています。川は激しく蛇行しており、ところどころに「三日月湖」が映っています。蛇行が激しいと川の流れがショートカットしてつながり、蛇行していた部分が途切れて取り残されることがあります。そのようにして取り残された部分が「三日月湖」です。画像の左側を縦に流れているのは、ジュルア川の支流タラウアカ川です。

Image Credit: contains modified Copernicus Sentinel data (2019), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO

(参照)ESA