1973年11月3日に打ち上げられたNASA(アメリカ航空宇宙局)の探査機マリナー10号は、打ち上げから12時間以内にカメラが作動し始め、16時間後に地球の最初の画像の撮影を行いました。その後、数日間にわたり地球と月の画像を数百枚撮影しました。この画像は、地球と月をそれぞれ撮影した画像を、相対的な大きさをあわせて並べたものです。
マリナー10号は金星と水星の観測を目的とした探査機でした。1974年2月に金星に接近、74年3月と9月、75年3月の3回にわたり水星に接近しつつ観測を行いました。
(参考記事)「最新画像処理で蘇った、マリナー10号撮影の金星画像」「1970年代、マリナー10号がとらえた水星表面」
Image Credit: NASA/JPL/Northwestern University