ISSから見た、世界遺産がある砂漠の小さな町 | アストロピクス

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ISSから見た、世界遺産がある砂漠の小さな町

この写真は、アラビア半島北部、サウジアラビアの砂漠の一部をISS(国際宇宙ステーション)から撮影したものです。広大なネフド砂漠の中にあるジュッバ(Jubbah)という小さな街が映っています。2022年1月28日に撮影されました。

今は砂漠に覆われているこの付近にも、かつては水源となる湖が存在していたようです。ジュッバには1万年ほど前の岩絵があり、その岩絵は「サウジアラビアのハイール地方のロック・アート(岩絵)」として登録されている世界文化遺産の一部になっています。

ISSからジュッバが撮影されたのは今回が初めてではありません。以前撮影された写真については、アストロピクスでも紹介したことがあります。(参考記事)ISSからとらえた広大な砂漠に囲まれたサウジアラビアの小さな町

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center

(参照)Gateway to Astronaut Photography of EarthUNESCO