ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、かみのけ座の棒渦巻銀河NGC 4848。ハッブル宇宙望遠鏡によって、何十万もの若く明るい星々が存在する渦状腕の内側の部分だけでなく、その外側の淡くかすかに輝く部分も鮮明にとらえられています。
NGC 4848は、1865年にドイツの天文学者ハインリヒ・ダレストによって発見されました。ダレストはヨハン・ゴットフリート・ガレのもとで海王星の発見に貢献したことなどでも知られています。
NGC 4848のまわりには、遠方にあるさまざまな形をした銀河が映っています。
画像は2020年7月20日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, M. Gregg