重力レンズでゆがんで弧を描く遠方銀河

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた銀河LRG-3-817(SDSS J090122.37+181432.3)。画像中心に見られる銀河団の重力レンズ効果によって、弧を描くように像がゆがんで見えています。

重力レンズ現象は、銀河団のような質量の大きな天体が、光源となる銀河と地球との間にあるときに発生します。巨大な質量によって空間がゆがみ、光が曲がるためです。もともとはアルバート・アインシュタインの一般相対性理論から予測された現象です。

本来であれば遠すぎて見えない天体が、重力レンズによって拡大されて見えるようになることがあります。それにより、非常に遠方にある天体の性質を調べることができます。

この画像は2020年11月9日にリリースされたハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, S. Allam et al.

(参照)ESA/Hubble

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