マーズ・リコネッサンス・オービターがとらえた火星の谷にある玄武岩の砂丘 | アストロピクス

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マーズ・リコネッサンス・オービターがとらえた火星の谷にある玄武岩の砂丘

火星のメラス谷にある砂丘を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)が赤外線でとらえた疑似カラー画像です。MRO搭載のHiRISE(高解像度カメラ)で撮影されました。

メラス谷は、マリネリス峡谷の中央部にある谷です。暗い青色と紫色の部分は、玄武岩からなる粒子の粗い砂を示しています。玄武岩は鉄とマグネシウムに富む火山岩で、火星でかつて起きた火山活動のときに、マグマが冷えて固まって形成されました。

画像は2018年5月16日に取得されました。2019年12月1日の「HiRISE Picture of the Day(HiPOD)」の画像です。

Image Credit: NASA/JPL/University of Arizona

https://www.uahirise.org/ESP_055322_1680