ESAの地上望遠鏡がとらえた466万km彼方のオシリス・レックス探査機 | アストロピクス

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ESAの地上望遠鏡がとらえた466万km彼方のオシリス・レックス探査機

9月24日に地球へ小惑星ベンヌのサンプル(試料)が入ったカプセルを届ける予定のNASA(アメリカ航空宇宙局)の探査機オシリス(オサイリス)・レックス。そのオシリス・レックスを、地上望遠鏡がとらえた画像がESA(ヨーロッパ宇宙機関)から公開されました。

画像は9月16日、大西洋のテネリフェ島(カナリア諸島)にあるESAのOGS(Optical Ground Station)望遠鏡で撮影されました。撮影時、オシリス・レックスは地球から466万km離れたところにいました。それは地球〜月間の16倍ほどの距離に相当します。

ESAの1mOGS望遠鏡はもともと、軌道上の宇宙ゴミの観測などのために建設されました。その後、地球近傍の小惑星の観測も行うようになりました。

Image Credit: CC BY-SA 3.0 IGO

(参照)ESA