ドーン探査機が周回軌道投入直後にとらえた小惑星ベスタ | アストロピクス

ドーン探査機が周回軌道投入直後にとらえた小惑星ベスタ

NASA(アメリカ航空宇宙局)のドーン探査機がとらえた小惑星ベスタ。ドーンは2011年7月16日にベスタの周回軌道に入りましたが、その翌日の17日、1万5000kmの距離から撮影された画像です。

ベスタは直径が500kmほどで、小惑星帯で準惑星のセレス(ケレス)に次いで2番目に大きな天体です。球形に近い形をしており、将来的には準惑星に分類される可能性があります。また多くの小惑星と異なり、地球と同じように内部が地殻、マントル、核に分かれています。

ドーンは2011年7月から2012年9月まで、ベスタを周回しながら観測を行いました。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA14313