砂を含んだ風が削り取ってできた火星の地形 マーズ・エクスプレスが撮影 | アストロピクス

砂を含んだ風が削り取ってできた火星の地形 マーズ・エクスプレスが撮影

この画像はESA(ヨーロッパ宇宙機関)の火星探査機マーズ・エクスプレスがとらえたものです。2024年10月16日に撮影。画面左に「ヤルダン」と呼ばれる地形が見られます。

ヤルダンは、風などによって地面が侵食されて形成される尾根状や柱状の地形です。火星ではよく見られる地形で、強い侵食力をもつ砂を多く含んだ風が、やわらかい層を削り取ることで形成されます。

こちらはヤルダンの立体画像です。卓越風の影響で同じ方向を向いた尾根が並んでいます。

冒頭の画像の右側にはクレーターが見られます。このクレーターは比較的新しいもので、うっすらとではありますが、クレーターの周囲には衝突時に噴き出した噴出物(イジェクタ)が広がっているのがわかります。

(参考)「マーズ・エクスプレス」関連記事一覧

Image Credit: ESA/DLR/FU Berlin

(参照)ESA