ボイジャー2号が最接近6日前に撮影した木星

この画像に映っているのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星探査機ボイジャー2号がとらえた木星です。木星の南半球の「大赤斑」と呼ばれる巨大な渦模様周辺が映っています。

大赤斑の南側に白い楕円模様が見えます。これはボイジャー1号が1979年3月に接近した際に似たような位置で観測されたものとは異なるものです。

ボイジャー2号は1979年7月9日に木星へ最接近しましたが、この画像は最接近の6日前の7月3日に撮影されました。撮影時、ボイジャー2号は木星から600万kmの距離のところに位置していました。

(参考)
ボイジャー2号の主な成果は?
ボイジャー1号、2号の現在地は? 今どこにいるのか

Image Credit: NASA/JPL

(参照)Planetary Photojournal