ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、くじら座にある棒渦巻銀河NGC 1022。銀河の中心部にやや長細い棒状構造があり、その構造の端から銀河の腕が渦巻くように伸びています。また銀河円盤全体に暗く見える塵が広がっているのも映っています。
多くの渦巻銀河の中心には超巨大ブラックホールが潜んでいるとみられており、超巨大ブラックホールと銀河そのものの性質とが関連していることが示唆されています。この画像は、そのようなブラックホールの研究の一環として、ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影されました。
画像は2020年1月20日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, A. Seth