ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 3810。しし座の方向、5000万光年の距離にあります。
明るい中心領域は、多くの新しい星を形成しているとみられており、銀河の外側の領域よりもやや明るくみえています。また銀河の渦状腕に沿って、暗い塵の雲が広がっているのが映っています。中心から離れた領域に、青い星からなる巨大な星団がいくつもあり、渦状腕のあちらこちらに明るい赤色巨星が映し出されています。
2010年5月31日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble and NASA