ガリレオ探査機がとらえた、木星の衛星イオの噴煙 | アストロピクス

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ガリレオ探査機がとらえた、木星の衛星イオの噴煙

NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ガリレオがとらえた、木星の衛星イオ。イオの表面には活火山が多数見つかっています。木星の巨大な潮汐力の影響でイオの内部が加熱されて火山活動が起きていると考えられています。

画像左側、イオの縁のところにピラン・パテラ火山の噴煙が見えています。この噴煙は高さ140kmにまで及んでいます。画像中央やや右側にはプロメテウス火山も映っており、噴煙の影が右側に伸びているのが見えています。

1989年10月18日に打ち上げられたガリレオは、1995年12月7日に木星の周回軌道へ入りました。8年ほど観測を続けたのち、2003年9月21日に木星大気へ突入してミッションを終えました。

Image Credit: NASA/JPL/University of Arizona

https://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA01081