ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた相互作用銀河ESO 77-14。インディアン座の方向、約5億5000万光年の距離にあります。
同じくらいのサイズの2つの銀河が衝突し、両者の形が大きく崩れています。右側の銀河には青みがかった長い腕があり、左側の銀河には赤みがかった短い腕があります。2つの銀河中心の間にみられる塵の帯は、もともと平らだった銀河円盤が縦方向に引き伸ばされてゆがんでいる領域を示しています。
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ18周年を記念して2008年4月24日に公開された衝突銀河画像59枚のコレクションの中の1枚です。
Image Credit: NASA, ESA, the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration, and A. Evans (University of Virginia, Charlottesville/NRAO/Stony Brook University)
(参照)Hubblesite