NASA、JPL(ジェット推進研究所)のツイートによると、飛行試験に向けて準備が進められている火星ヘリコプター「インジェニュイティ」のブレードのロックが外されました。
冒頭のアニメーションは探査車パーサヴィアランスのマスト(頭部)にあるカメラ「Mastcam-Z」で撮影された画像から作成したもので、もともと太陽電池パネルの長辺の向きにそろっていたブレードが斜めになっているのが分かります。
こちらは別の時刻にMastcam-Zで撮影されたものです。
JPLの別のツイートによれば、すでに50rpmでの低速回転のテストも行ったようです。高速回転のテストも行われることになっており、その後、最初の飛行試験は4月11日に予定されています。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU
アニメーション作成: アストロピクス
(参照)JPLツイート(1)、(2)