土星のリングとともに映る衛星ディオーネとテティス カッシーニ探査機が撮影 | アストロピクス

土星のリングとともに映る衛星ディオーネとテティス カッシーニ探査機が撮影

この画像はカッシーニ探査機がとらえたもので、土星のリングとともに衛星ディオーネ(上)とテティス(下)が映っています。リングの中で暗く見えているのは「カッシーニの間隙」と呼ばれるリングの隙間です。

ディオーネの直径は1126km、テティスの直径は1072kmで、どちらも地球の月と同じように常に同じ面を土星に向けています。画像で明るく見えているのはディオーネ、テティスともに土星に向いた半球です。

画像は2005年9月22日に撮影されました。撮影時、カッシーニ探査機はディオーネから約86万km、テティスから約150万kmの距離にありました。

(参考)
土星の主な衛星
カッシーニがとらえた土星の衛星ディオーネ
巨大クレーターが特徴的な土星の衛星テティス

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal