すばる望遠鏡

太陽系外惑星

すばる望遠鏡、新手法で太陽系外惑星を直接撮像

すばる望遠鏡により、太陽系外惑星「HIP 99770 b」が直接撮像されました。ガイア衛星などのアストロメトリ(位置天文学)の情報から観測対象の恒星をしぼりこんだ上で、すばる望遠鏡による観測が行われました。このような手法で惑星が直接撮像されたのは初めてです。
銀河宇宙

ダークマターの分布から「宇宙の標準理論」を検証 新たな物理が存在する?

すばる望遠鏡のHSC(ハイパーシュプリームカム)を使ったHSC-SSPで得られた画像の例。Image Credit: HSC-SSPプロジェクト & 国立天文台...
銀河団

55億光年先の宇宙で超巨大な「キングギドラ超銀河団」を発見

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム(HSC)」を用いた大規模観測のデータから、約55億光年先の宇宙で巨大な超銀河団が発見されました...
太陽系外惑星

赤色矮星のハビタブルゾーンにあるスーパーアースを発見!

地球から約100光年の距離にある赤色矮星LP 890-9で、スーパーアースが2つ発見されました。これら2つのスーパーアース(LP 890-9 b、LP 890-...
銀河宇宙

天の川銀河に似た銀河の衛星銀河を観測 天の川銀河は典型的? 特殊?

天の川銀河のような大きな銀河には、重力的に結びついた「衛星銀河(伴銀河)」と呼ばれる銀河が存在しています。天の川銀河では衛星銀河は50個以上発見されています。 ...
銀河宇宙

宇宙背景放射を重力レンズで観察し、120億年前のダークマターを初検出

宇宙マイクロ波背景放射の光を重力レンズを通して観察することで、約120億年前の遠方銀河にある銀河周辺のダークマターの存在が世界で初めて検出されました。名古屋大学...
太陽系外惑星

低温の星のハビタブルゾーンをかすめるスーパーアースを発見!

すばる望遠鏡の赤外線分光装置IRD(InfraRed Doppler)による観測で、赤色矮星(M型星)をまわる太陽系外惑星「ロス508b」が発見されました。この...
超新星

ふつうの超新星よりはるかに明るく急速に増光する突発天体 発生の瞬間を初観測

宇宙には、たとえば超新星のような短時間で急に明るくなる天体(突発天体)が存在します。今回、すばる望遠鏡を使った観測により、通常の超新星より10倍から100倍ほど...
超大質量ブラックホール

宇宙初期、超巨大ブラックホールが銀河の星形成活動を終わらせた!?

私たちのすむ天の川銀河には、さまざまな年齢の星があり、新しい星も誕生しています。一方で楕円銀河には、ほぼ同じ年齢の年老いた星が多く存在しており、星形成活動は起き...
海王星

海王星の大気温度が想定外の変化をしていた

2003年から2020年にかけて、海王星の大気の温度が予想外の変動をしていたことが明らかになりました。初夏から盛夏に向かう時期にもかかわらず気温が低下した後、南...
銀河宇宙

135億光年彼方の銀河か!? 最遠の銀河候補を発見!

観測史上、最も遠くにある銀河の候補が発見されました。その天体「HD1」は135億光年彼方に存在している可能性があります。これまでに発見された最遠天体は、ハッブル宇宙望遠鏡によって見つかった134億光年先の「GN-z11」。
太陽系外惑星

生まれつつある巨大惑星を初めて直接観測! 太陽系とは異なるでき方か!?

ハワイ、マウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」により、まさに生まれつつある惑星(原始惑星)が初めて直接観測されました。国立天文台ハワイ観測所やNASA(アメリカ航...