すばる望遠鏡

銀河宇宙

星が少ない超淡銀河の成因は銀河団内を移動した際の「向かい風」か!?

数百〜数千個もの銀河の集団は「銀河団」と呼ばれ、銀河団の中は高温ガスで満ちていることが知られています。それぞれの銀河は同じ場所に止まっているわけではなく、銀河団...
太陽系外惑星

生まれたばかりの太陽系外惑星を、すばる望遠鏡で直接撮像して発見

ハワイ島、マウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」などを用いて、生まれたばかりの太陽系外惑星「2M0437b」が発見されました。系外惑星の多くは、主星である恒星の観...
太陽系外惑星

恒星の自転方向とは逆向きに公転する惑星〜伴星が原始惑星系円盤をひっくり返した!

太陽系の八つの惑星は、ほぼ同じ軌道面内を、太陽の自転と同じ向きに公転しています。ただ太陽以外の恒星では、中心星の自転方向と惑星の公転方向が大きくずれているケースが多数観測されています。
太陽系

観測史上、太陽系最遠の天体を確認!

すばる望遠鏡によって2018年に発見された天体が、太陽-地球間の約132倍の距離(132天文単位)にあることが分かりました。発見時の距離としては、太陽系で最も遠い天体です。
小惑星

はやぶさ2が新たに目指す微小小惑星を、すばる望遠鏡が撮影

2020年12月6日、小惑星リュウグウのサンプルを収めたカプセルを地球へ無事帰還させた「はやぶさ2」は、その後、新たな目標天体である小惑星1998 KY26へ向...
太陽系

すばる望遠鏡が地球に接近中の「はやぶさ2」を撮影!

JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙科学研究所の小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星リュウグウで採取したサンプルを地球に届けるべく地球に接近中です。サンプルを収...
銀河団

銀河団の衝突で4000万度のガスが4億度に加熱される現場をとらえた!

数百〜数千もの銀河の集団を銀河団といいます。銀河団には銀河のほか、高温ガスやダークマター(暗黒物質)も存在しています。上の画像は、くじら座の方向、40億光年の距...
太陽系外惑星

惑星系の進化に関する最新観測! 若い惑星の公転面は傾いていない?

最近発見された二つの若い惑星系を観測したところ、中心の恒星の自転軸と惑星の公転軸がそろっている、つまり惑星の公転面が傾いていないことが判明しました。 太陽系の惑...
超大質量ブラックホール

合体途上の2つの超大質量ブラックホールを発見!

宇宙では銀河どうしが衝突・合体する現象がしばしばみられます。銀河中心には超巨大ブラックホールがあり、その質量は太陽の数百万〜数十億倍にもなります。超巨大ブラック...
銀河宇宙

人工知能を利用して膨大な数の銀河の形の分類に成功!

ハワイ、マウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」の超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)は、広視野かつ高解像...
銀河宇宙

今の宇宙にも生まれたばかりの銀河が存在していた

画像は、すばる望遠鏡でとらえたもので、白枠内に映っているのはヘルクレス座の方向、4億3000万後年の距離にある「HSC J1631+4426」という銀河です。こ...
太陽系外惑星

“第2の地球”候補の公転軌道の傾きが初めて明らかに!

地球から約40光年の距離にある赤色矮星TRAPPIST-1(トラピスト1)には、7つの地球型惑星が発見されており、そのうち3つの惑星(TRAPPIST-1e、1...