アルマ望遠鏡

太陽系外惑星

太陽系外の巨大惑星と同じ軌道をまわる「トロヤ群」天体を発見か

スペイン、アストロバイオロジーセンターのOlga Balsalobre-Ruza氏らの国際研究チームは、太陽系外で同じ軌道を共有する2つの天体を発見した可能性があると発表しました。太陽系以外の惑星系でも、同じ公転軌道を共有するトロヤ群の天体が存在することは理論的に予測されていました。ただ実際の観測例はこれまでありませんでした。
銀河宇宙

アルマ望遠鏡が132億年前の銀河で見た星々の揺りかごと墓場

アルマ望遠鏡を用いて、132億年前の銀河MACS0416_Y1が、これまでにない高い解像度でとらえられました。その画像には、暗黒星雲や輝線星雲、そして超新星爆発...
星・星雲・星団

惑星はいつ誕生する? アルマ望遠鏡で惑星形成の最初期段階をとらえた

星形成過程のどの段階で惑星系が形成されるのか。その問いに答えるべく、アルマ望遠鏡を使って、星形成開始から1万〜10万年程度の初期段階にある原始星周囲の円盤の系統...
星・星雲・星団

大質量星は軽い「星の種」から生まれる!?

大質量星を作ると期待される、大質量で高密度の39の雲39をアルマ望遠鏡で観測し、雲に埋もれた「星の種」を800個以上検出。大質量星形成のメカニズムが小質量星とは異なること、大質量のコアより高密度のコアのほうが大質量星に成長する可能性があることが示唆されました。
銀河宇宙

宇宙初期の銀河に星の材料を送り込むガス流を発見 「宇宙網」とも連結!?

アルマ望遠鏡の観測から、宇宙誕生15億年後ごろの銀河「4C 41.17」に流れ込む、炭素原子が豊富な低温のガス流が明らかになりました。流れ込むガスの量は毎年数百個の新しい星を形成できるほど。これは「4C 41.17」でこれまで観測された星形成の速度と一致します。
銀河宇宙

電波と可視光でとらえた渦巻銀河NGC 4303のガスと星々

この画像に映っているのは、おとめ座の方向、約5500万光年の距離にある渦巻銀河NGC 4303(M61)です。電波と可視光で撮影された画像を合成したものです。 ...
星・星雲・星団

星たちのゆりかごに原始星からの高速ガス流が激しく衝突! アルマ望遠鏡がとらえた

この画像は、アルマ望遠鏡が若い星団形成領域OMC-2の「FIR 3」「FIR 4」と呼ばれる一画をとらえたものです。OMC-2は、地球から最も近い巨大分子雲であ...
星・星雲・星団

若い連星系と周辺の高温の塵の塊をアルマ望遠鏡がとらえた

この画像は、非常に初期の段階にある連星系をアルマ望遠鏡が電波でとらえたものです。☆印のところにある2つの原始星は塵円盤に囲まれています。色は原始星とその周辺の温...
銀河宇宙

棒渦巻銀河NGC 3627〜星の材料となる低温ガスの分布

この画像に映っているのは、しし座の方向、約3100万光年の距離にある棒渦巻銀河NGC 3627(M66)です。渦状腕から噴き出す炎のようにも見える赤い部分は、星...
銀河宇宙

VLT(超大型望遠鏡)とアルマ望遠鏡で見た渦巻銀河M99

この画像に映っているのは、かみのけ座の渦巻銀河NGC 4254(M99)です。画像はESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLT(超大型望遠鏡)のデータと、アルマ望遠...
星・星雲・星団

アルマ望遠鏡がとらえた赤色巨星ペガスス座LL星の周りの渦巻き模様

この画像は、地球から約3400光年の距離にあるペガスス座LL星とその周りに見られる渦巻きを、アルマ望遠鏡がとらえたものです。この渦巻きは、ペガスス座LL星とその...
銀河宇宙

アルマ望遠鏡、回転を始めたばかりの宇宙初期の銀河を観測

132.8億光年かなた、つまりビッグバンからわずか5億年後の銀河「MACS1149-JD1」をアルマ望遠鏡で観測したところ、MACS1149-JD1が回転してい...