ろ座の棒渦巻銀河NGC 1365 〜 ハッブル宇宙望遠鏡の今週の1枚

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた棒渦巻銀河NGC 1365。ろ座の方向、約6000万光年の距離にあります。

画像の端の方には、巨大な星形成領域が見られます。明るい青色の領域は、渦状腕のなかでガスと塵から形成された、生まれたばかりの数百の星々の存在を示しています。

この画像はアルマ望遠鏡との合同調査の一環で撮影されたものです。「PHANGS」というそのプロジェクトは、これまでアストロピクスでも紹介した棒渦巻銀河NGC 2835渦巻銀河NGC 2775なども含め、近隣の宇宙で観測される銀河の環境の多様性が、星や星団の形成にどのように影響するのかを理解するためのものです。PHANGSでは、銀河系以外の10万以上のガス雲と星形成領域を撮影し、低温のガス雲や星形成領域と、銀河の形や大きさなどとの関係を明らかにすることが期待されています。

この画像は2020年10月5日にリリースされたハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。

Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Lee and the PHANGS-HST Team、Acknowledgement: Judy Schmidt (Geckzilla)

(参照)ESA/Hubble

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